私たちの会社our company

代表者挨拶

「一杯の緑茶で心満ちる、心安らぐ、心温まる。
 芳醇な日本の文化を語り継ぎたい。」

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 お陰様で私どもカネイ一言製茶は創業150年の節目を迎えました。これも多くの方々のご支援とご厚情の賜物と深く感謝いたしております。

慶応元年、初代・一言才三郎が島田の地で創業して以来150年、当社はお茶どころ静岡の老舗としてただ一筋に「本物の香りと味」にこだわり、高品質かつ安全なお茶づくりを心掛けてまいりました。

一握の茶葉を慈しみ育てる人がいる。それを丹念に選び、磨き上げ、最高の緑茶に仕立て上げる私たちがいる。そして丁寧に点てたお茶を喫し、語り合い、心通わせ、満ち足りた豊かな時間を楽しむ人がいる。このように一杯の緑茶には多くの人々の思いが込められているのです。その芳醇な一滴一滴には日本の伝統と美意識が満ちています。
時代は変わり、日々慌ただしさを増しています。こうした時代だからこそ一杯の緑茶がもたらす「ゆとりと安らぎ」が大切になると思います。当社は「茶の心」を次世代に語り継ぎ、日本文化の伝統と美意識を世界に発信し、お客様に心から喜んでいただくことで社業を発展させたいと思います。

節目の年を迎え、決意も新たに社員一丸となって努力してまいる所存です。今後とも益々のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

2015年4月

一言伊左夫
カネイ一言製茶株式会社 代表取締役社長 一言伊左夫
カネイ一言製茶株式会社
代表取締役社長 一言 伊左夫

会社概要

会社名
カネイ一言製茶株式会社
創業
慶応元年(1865年)
代表取締役
一言 伊左夫
資本金
1,100万円
事業内容
荒茶加工、袋詰加工、ギフト加工及び販売
売上高
8億円(2016年3月期)
従業員数
30名
事業所
【本社】
〒427-0019 静岡県島田市道悦1-1-9
TEL. (0547)37-2196
【本社工場(仕上茶製造)】
〒427-0019 静岡県島田市道悦1-1-9
【東町工場(包装加工流通センター)】
〒427-0011 静岡県島田市東町1408
【旭町冷蔵庫】
〒427-0018 静岡県島田市旭町3-6796-8
取引銀行
静岡銀行、清水銀行、焼津信用金庫、商工中金
ECサイト
http://hitokoto.shop-pro.jp/

カネイ一言製茶に伝わるこの日本画は、大正年間に二代目・一言伊左衛門が絵師に依頼して制作したものです。当時、弊社特約店には額装(カネイ一言商店銘)した同様の日本画を配布し店頭に掲げておく決まりであったと伝えられております。牧之原台地から大井川、島田の街を望む風景の右手前に現在の弊社契約農家の茶畑が描かれています。
絵の中央部には「お茶を召しませ本場の品を〜」の扇文字が添えられ、往時の島田市における製茶業の隆盛を今に伝える貴重な資料であるとともに、私どもカネイ一言製茶の精神を連綿と受け継ぐ象徴として今後も大切に守り抜く宝なのです。

沿革

1854
初代 一言才三郎が生れる。
1865
父伊三郎が若くして他界。11歳の若さで才三郎は商売に勤しむ。これが一言商店の創業であり、雑貨商を商う傍ら小金を地元の人たちに融通していた。後に静岡銀行の前身である三十五・遠州銀行の株主でもあった。
1878
才三郎の長男 伊左衛門が生れる。(本格的に茶業に参入した人物)この頃より、牧之原台地での茶栽培が地場産業となり茶を扱うようになる。
1914
日露戦争で勝利を得て景気が上昇に転じ、欧米との貿易が盛んになり、緑茶が外人に好まれ需要が高まり外国商社を通じ、輸出するようになる。
1920
山本山(日本橋)との取引が始まる。
1922
一言商店創業者
一言才三郎 88歳没
1925
管園(神戸湊川神社)との取引が始まる。
1934
伊左衛門の孫
伊一郎 現会長が生れる。
1953
伊左衛門の孫である現会長の伊一郎が茶商として一言商店を弟(修二郎)と共に営む。
1981
カネイ一言製茶株式会社と法人改組し設立
1987
日本農水産(現在のイトーヨーカドー)との取引開始する。
1993
本社と同じ島田市に包装工場と大型自動収納が出来る冷蔵庫を建設。この頃から取引先を量販店にシフトする。
2009
資本金を1,000万円から1,100万円に増資する。
2011
一言伊左夫 社長就任
一言伊一郎 会長就任
2015
一言商店からカネイ一言製茶株式会社まで創業150周年を迎える。

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